町政 町長・副町長室町長メッセージ
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2022.1.1 新年明けましておめでとうございます

最終更新2022年01月01日(土) 00時00分
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町長メッセージ

山添町長

山添町長

 平成30年4月に、2期目の町政運営を担ってから早いもので4年の歳月が過ぎようとしています。この間、町民憲章に示されているまちの理想像を実現するため、第2次与謝野町総合計画と5つの基本政策からなるマニフェストとの整合性を図りながら、行政運営を行ってまいりました。この2年間は、国難とも言えるコロナ禍ではありましたが、住民の皆様のご努力のうえに、産業・交流・教育・福祉・環境などの分野で、確実に成果をあげることができたと確信しています。
 昨年を振り返ると、一昨年に引き続き新型コロナウイルス感染症から住民の皆様の命・健康・生活を守ることを行政の最優先課題に位置付け、全職員が一丸となり取り組んだ1年でした。特に、新型コロナワクチン接種事業においては、医療従事者の皆様の特段のご協力により、対象者の約90%の方に2回目の接種を終えることができ、感染拡大や重症化リスクの低減を図ることができたと認識しています。しかし、新たな変異種であるオミクロン株の出現や世界各国の状況を鑑みれば、引き続き徹底した感染予防を行うことを基本としつつ、社会経済活動を回復基調に乗せ、力強くまちづくりを前進させなければならないと考えています。本年こそは、新型コロナウイルス感染症の危機を乗り越えたと言える年にしたいと強く願っています。そして、令和3年度施政方針演説で示した年次方針である「希望の与謝野」を実現するために、誰もが希望を持ち、誰にでも優しく、ポストコロナ社会を見据えて前向きに変化するまちづくりに向けて、引き続き各種施策を進めてまいります。
 施策の一例を挙げると、コロナ禍で強い影響を受けた子どもたちの夢や希望を応援したいという考えから、小中高生の夢の実現を後押しする「小中高生夢応援プロジェクト」を実施しました。その中で、多くの児童生徒から現在の夢と実現に向けて取り組んでいる様子を教えてもらいました。一人ひとりの夢に触れ、私たちも勇気をもらうと同時に、引き続きサポートしていきたいと気持ちを新たにしたところです。また、住民の皆様同士が支え合う気運がさらに醸成されたとも感じています。地域社会で暮らす方の考えや生活スタイルは多様であり、それを尊重することが重要であると思います。そのうえで、お互いが支え合い、小さな幸せを見つけ出していこうとする関係にも接してまいりました。それらの場面を拝見し、与謝野町で暮らす人々はなんて素敵なんだろうと幾度となく思いました。
 昨年末に、大手不動産会社が全国の成人を対象に居住満足度調査を実施し、「住み続けたい街(自治体)ランキング」が公表されました。与謝野町は、1,700以上ある基礎自治体の中で9位でした。私たちは人と人のつながりの中で生きています。その関係性が豊かであればあるほど、住み続けたい町になるのではないでしょうか。私は、このことこそが、本調査結果の意味だと考えています。
 結びに、本年が住民の皆様にとって災害のない平穏でこの上ない年になりますよう、心からご祈念申し上げ年頭のご挨拶といたします。
令和4年1月1日
与謝野町長 山添 藤真

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