町長メッセージ
京都府全域にまん延防止等重点措置が発令され、1ヵ月半の期間が過ぎようとしています。この間、京都府内においても新規感染者数が1,000人から2,000人前後で推移しており、今もなお終息の兆しが見えない状況となっており、与謝野町内においても、本年に入ってから約130人の感染者の確認を行っております。町内施設ではクラスターと認定される事態とはなっておりませんが、幅広い年齢層の方が感染されており、予断を許さない状況が続いています。あらためて、感染された方の1日も早い回復を願っております。
これらの状況を受けて、本日から今月21日まで、京都府全域に対して、まん延防止等重点措置がふたたび延長されることとなり、西脇京都府知事から特別措置法に基づく府民・事業者の皆様の行動に対する要請がなされました。
その内容は、
①正しいマスクの着用などの基本的な感染防止
②感染に不安を感じる無症状の方は検査を受診するなどのリスクを低減する行動
③社会機能を維持するための在宅勤務
などの実施です。また、事業者への営業時間短縮や人数制限等に対する要請と催し物開催にかかる人数制限等もあわせて求められました。
また、オミクロン株の特徴を踏まえた学校等の感染防止対策として、
①学校等における対策
②保育所等における対策
③高齢者施設等における対策
の指針がだされました。与謝野町としても、指針に基づき対策を強化してまいります。これらの詳細につきましては、京都府ホームページでご確認いただきますようお願い申し上げます。そのうえで、私からも与謝野町の皆様に対して、これらの要請への理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
私たちは、町民の皆様の命と健康を守ることを最優先事項にすえながら、社会経済活動を回復基調に乗せていく必要があることから、各種対策を講じてまいりました。3回目となる新型コロナウイルスワクチン接種事業につきましても、医療従事者の皆様のご協力を得て進めているところです。引き続き、接種を希望される方に対する迅速な対応を行ってまいります。
さらに、今月中旬には5歳から11歳に係る小児ワクチンの対象者の皆様に対し接種券を発送する予定です。ご家庭で十分に検討いただき、ワクチン接種を行うか否かの判断をお願いします。
また、1月27日から28日にかけて行われました町議会で新型コロナウイルス感染症対策を含む補正予算約6億3000万円が可決されました。住民税非課税世帯に対する1世帯10万円給付事業・住民生活支援商品券事業・福祉灯油購入事業・次期作付支援交付金・文化芸術体験などを通じた児童生徒育成事業などを全庁体制で実施いたします。広報よさの2月号に概要を掲載しておりますので、ご確認ください。
引き続き、住民の皆様と力を合わせて、感染症を乗り越えていくための対策を進めてまいります。ご理解とご協力をいただきますよう、お願いを申し上げます。
令和4年3月7日 与謝野町長 山添藤真