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よさの高校生広報室@みらい(Vol.08)

最終更新2021年09月30日(木) 12時00分
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京都府立加悦谷高等学校と京都府立宮津天橋高等学校加悦谷学舎の生徒が、生徒目線で与謝野町の課題や良さを発信する企画、題して「よさの高校生広報室@みらい」。

第8弾は、初登場の「農業」チームの活動内容です

こんにちは!
与謝野町の良さを発信していく加悦谷高等学校・宮津天橋高等学校加悦谷学舎の高校生広報チーム「よさの高校生広報室@みらい」の農業チームです。わたしたちは、「まちの農業」に関係ある事柄を対象に取材していきます。
今回は、石川にある伊達農園の伊達良一さんにお話を伺いました。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から学校外への活動が制限されているため、電話でインタビューさせていただきました。

電話で取材をするメンバー

電話で取材をするメンバー

無農薬野菜へのこだわり

伊達さんは、父親の死をきっかけに、サラリーマンを辞め農業に力を入れようと、農業を始められました。伊達農園さんの特徴は無農薬野菜の栽培。農薬を使った方がきれいでたくさんの野菜が作れるのになぜ無農薬野菜を作られているのか。伊達さんは、「無農薬でも有機栽培で技術があれば形がきれいになります。無農薬野菜は、アレルギーや病気のある方でも、安全においしいく食べられる。全国の農家と交流しする中でそういったことを知り、技術を学び作るようになりました」と無農薬栽培への思いを話してくれました。

人気のイチゴは土づくりから

インターネットで伊達農園さんのイチゴが人気であることを知りました。伊達さんはイチゴ栽培で一番重要なことは「土づくり」と言います。有機肥料を使い良い土づくりを徹底しているため、イチゴの旨味が増すそうです。また、苗も独自の作り方をされていて、誰も真似できないような手間をかけているとのこと。人気の秘密を知ることができました。

コンテストで金賞を受賞

昨年、伊達農園さんのお米は「京のプレミアム米コンテスト(京都府主催)」で金賞を受賞されました。金賞を受賞できた理由は一言では言えないとのことでしたが、「虫を殺すのではなく、虫を寄せないようにするために漢方薬を使っています。そのために、日々の観察や選別を丁寧に行っているため、安全でおいしいお米ができています」とお米作りの秘訣を教えてくれました。日々の丁寧な仕事が金賞受賞につながった理由の一つのように感じました。
その他にも伊達農園さんの自慢の野菜は「玉ねぎ」。他の玉ねぎとは違い、味が濃く、甘みがあるのが魅力の1つ。調理のときに「涙が出ない」との声をいただくこともあるそうですが、なぜ涙が出ない玉ねぎができるのかは伊達さんにも分からないとのことでした。元々そういう玉ねぎを作ろうと思って作っていたわけではなく、お客様から言われて初めて気づいたというエピソードも聞かせてくれました。

取材を終えて

インタビューを終えて、まず思ったことは「食べてみたい!」でした。伊達農園さんにしかないこだわりや、伊達さんの仕事に対する思いを伺うことができ、素敵な農園が与謝野町にあることを知りました。印象に残ったことは「虫を殺すのではなく、近づけない」という方法でお米を作っておられるということ。私たちにはない考え方で印象的でした。
今回は電話での取材でしたが、校外活動の制限が解除されたら伺いたいと思います!
伊達さん、今回はご対応いただきありがとうございました!

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伊達農園さんは「織りなす人」でも紹介しています

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