計画策定の趣旨
本町は、平成30年(2018)3月に「第2次与謝野町総合計画」を策定し、基本構想では本町が目指す未来像として、「人・自然・伝統 与謝野で織りなす 新たな未来」を定め、未来像を実現するためのまちづくりの理念に3つの「み」(みんな・みらい・みえる)を掲げ、様々な施策を展開してきました。
平成30年度から始まった前期基本計画の計画期間が令和4年度に終了することから、与謝野町総合計画条例第4条の規定に基づき、社会動向や経済情勢の変化、多様な住民ニーズに的確に対応するため、新たに令和5年度(2023)から令和8年度(2026)までの4年間を計画期間とする後期基本計画(以下、本計画)を策定しました。
計画の策定体制
本計画の策定にあたっては、「まちの未来をみんなで描く」ことを策定方針の一つに掲げて進めました。タウンミーティング「よさのみらい会議」などでいただいた住民の皆さんからのご意見などを参考にしながら、総合計画審議会で審議し、行政内部で計画案としてまとめ、議会で議決をいただくなど、多くの方との協働により策定しました。
宮津天橋高校加悦谷学舎において同校3年生を対象に実施した「よさのみらい会議」の様子
計画の構成と期間
総合計画は、基本構想、基本計画、実施計画で構成します。
基本構想
基本構想は、地域特性を踏まえ、本町を取り巻く時代の流れや社会環境の変化、住民ニーズなどを的確に見極め、計画期間(9年)で目指す町の未来像とまちづくりの基本理念、分野別方針を明らかにするものです。なお、本計画においては基本構想は改定しません。
【計画期間】平成30年度(2018)~令和9年度(2027)の9年間
基本計画
基本計画は、基本構想に示す町の未来像の実現に向け、具体的な施策や目指すべき指標などを明らかにし、計画的な行財政運営を行うための方針とするとともに、個別に作成される諸計画の基本となるものです。また、計画期間内に重点的に取り組む施策や分野を横断する施策を重点プロジェクトとして位置付けます。
【計画期間】令和5年度(2023)~令和9年度(2027)の4年間
実施計画
実施計画は、基本計画で示した施策を実現するための具体的な事業を定め、財政的な裏づけや社会経済情勢を判断しながら、毎年度3ヵ年度を期間とするローリング方式により策定します。