最終更新2021年11月26日(金) 08時30分
災害時における障害者の避難行動のあり方を考える
与謝野町では、地域における障害者(児)の自立と社会参加の実現のために「与謝野町地域自立支援協議会」を設置しています。本協議会の専門部会である「地域生活活動支援部会」が、災害時における障害者の避難の行動のあり方を考えることを目的に、令和2年度に行った「与謝野町防災訓練(令和2年10月18日実施)」に関するアンケートを実施しましたので、その結果をお知らせします。
対象者 | 町内在住の障害者785人(身体障害者手帳4級~6級の方および施設入所者は除く) |
---|---|
調査項目 | 防災訓練時および災害時の障害者の避難方法や避難場所等に関すること(全16項目) |
回答方法 | 持参、郵送、インターネット回答 |
回答数(回答率) | 310件(39%) |
集計結果の概要
「不便なことはありますか?」という質問に「避難したことがないためわからない」という回答が多く、実際に避難所に避難した人は回答数の30%以下でした。避難をしない理由を伺うと「避難するほどの大災害ではない」が最も多く、他に「避難所の設備や環境が整っていない」「支援者がいない」などの回答が多くありました。
災害はいつ発生するかわかりません。災害が発生する前に多くの人に避難を体験してもらい、障害者を含むすべての避難者にとっての「避難のあり方」をみんなで考える必要があります。