最終更新2024年04月01日(月) 08時30分
学校給食費の無償化を求める決議を可決
与謝野町議会は第118回令和6年3月定例会において、学校給食費の無償化を求める決議を議員提出議案として上程し、3月28日の本会議において賛成多数で可決しました。
決議の内容
【学校給食費の無償化を求める決議】
与謝野町は人口減少や少子化に歯止めがかからず、また財政状況については令和4年度の実質公債費比率が全国ワースト2位という状況となり、町政の進展に影響を及ぼしている。財政当局を中心に健全化に向け取組を進めているところである。
そのような中、町は「子育てするなら与謝野町で」を掲げ、妊娠時から就学前までをサポートする「ハローベビープロジェクト」、「産後ケア」などの事業を実施している。更には令和6年4月からは子育て支援医療事業の拡充などに取り組んできた。
その一方で、すでに京都府下では伊根町、井手町、和束町、笠置町、南山城村で学校給食費の無償化がはじまっており、全国では県庁所在地をはじめ、多くの自治体で無償化が実現し、さらに広がりを見せています。
したがって、与謝野町においても下記事項に留意し、実施することを強く求める。
記
1.実質公債費比率が全国ワースト2位という財政状況であり、財政健全化は最優先課題である。従って、学校給食無償化の実施にあたっては、財政健全化との整合性を考慮したうえで、実施できるよう検討すること。
2.保育所並びにこども園の給食費の無償化や学校給食費の一部を補助する制度からスタートすることも含めて検討すること。
以上、決議する。
令和6年3月28日 与謝野町議会