講師 | パーソナルトレーナー 中村 成希 氏 |
---|---|
日時 | 2018年1月19日(金)19:00~21:15 |
会場 | 野田川わーくぱる |
参加者 | 46名 |
この講座では過去に1000人以上のトレーナーを務めてこられたパーソナルトレーナーの中村氏をお招きして人生を輝かせるための身体づくりについて学びました。
講師の中村成希氏
今回の講座の目的は美と健康についての基本的な考え方、そして自分自身でできる身体づくりの方法(セルフメディケーションの考え方)です。
まず最初に、講師は参加者へ問いかけました。「何をもって健康になりたいのか?」単に健康という言葉だけで考えるのではなく健康を目指す「理由」を深く考えることが必要だと説明されました。
目指す理由がはっきりしたら、その後にどのようなペースで身体づくりを行うのかを考えていきます。例えば体形を絞る時期と増やす時期、1年間の中で季節に応じてメリハリを作る、頑張ときと頑張らない休息の時期等を計画していくことが効果的であるとのことでした。
講座の様子
次に自分自身を知るチェックの方法をその場で簡単にいくつか学びます。
①柔軟性のチェック
→柔軟性があったほうが身体を大きく使うことができる。
身体の硬い場所はストレッチが必要、柔らかいところに関してはストレッチは必要ない。
②骨盤の向き(反り腰なのか)
→正しい骨盤の向きとは?骨盤のむきや猫背で肩こりや腰の痛みが発生することも。
③日常生活の中での消費量(自分の基礎代謝)
→女性1000、男性1500の基礎数値に運動量に合わせて1.3~1.9をかけて算出。
④講師のオリジナルチェックシート20項目
自分自身の身体の状況や癖などを知る=現状の確認を行うことでより効率的な生活を送ることがでる。
エクササイズを実践して説明
実際にエクササイズに取り組む様子
エクササイズに取り組む受講生
次に理想の身体をイメージする方法として体脂肪の変化の写真を確認します。
写真を見ながら自分の理想や現状に近い体脂肪率の写真を探します。
体重の変動だけでなく体脂肪の変化も気にする必要があることを学びました。
中村氏は基本的な身体づくりの組み立てとして3つの時期に分け取り組む方法を紹介されました。
①導入期→正しい食事と正しいフォームでの運動
正しいフォームで少ない運動の方が効果的
正しい食事は色んな情報に流されないように自分に必要な栄養素をきちんととること
②減量期→有酸素系の運動
そのばで足踏みなどの運動だけでも有酸素系の運動になる
軽い台を登っておりる運動等
普段の生活の中で動く機会を増やす
「あえてやる」ではなく→「ながらでできる」ことを増やす
③維持期→減量後リバウンドをしない方法
男性の場合筋肥大期→トレーニングのやりかたが重要
自分の体重+ダンベル(おもりを使った方が簡単につきやすい)で加重する。
また食生活の注意点として1週間のうち4日間は整える、ルールを決める等、習慣をルール化することを勧められました。
①糖質の過剰摂取に要注意(たんぱく質をメインに食べる)
②水分の量(エネルギーを体内で燃やすために水分は必須)
③タンパク質の量(体重×1.5倍~2倍のグラム数、1,0は切らないように。筋肉がないとたるんだやせ方になる。1食あたり女性は25g、男性は30gまで、それ以上は吸収できず、吸収できないと脂肪になる)
④おかず、調味料がキケン(塩分、砂糖などの量に気を付ける。野菜も糖質の高い食材、噛むことで満腹中枢を働かせるために素材は大きめに切ること。)
講座の様子
このほかにも、睡眠の質については美容タイムにきちんと寝ると体脂肪が燃えやすくなる。
寝る時間帯と睡眠の質を上げる(お風呂、興奮状態にならない、食べない)。
またエクササイズするときの3つのポイントとして
①ゆっくり呼吸をすること、強度よりも正確なフォームの方が重要
②週に2回は必ず実施する
③毎日必ず見えるところに目標をはる(見ることが多いほど頭が良い勘違いを起こす)
もアドバイスされました。
中村氏はキラキラ輝く人生に繋がる身体づくりはその身体で何を実現したいか?という「もう一歩先」を設定できることが成功のカギである。例えば「周囲に良い影響を与える人になりたい」等の達成した後のイメージを行うことが重要であると提唱されています。
そして一緒に身体づくりを行える仲間、チームを見つけること、チームができたら一緒に身体づくりを行うことでモチベーションUPにもつながるので効果的だと説明されました。
最後にわかりやすい情報が重要なので今後もたくさんの情報から学び自分たちにあったものを選択していくようにというお話しで終了しました。
質問コーナーのみならず終了後には講師へ直接参加者から質問が行われ、講師との記念撮影等が行われていました。
講師と交流する受講生