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【よさのみらい大学講座レポート】人生を輝かせるために必要な身体づくり -応用編-

最終更新2023年04月01日(土) 10時00分
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人生を輝かせるために必要な身体づくり -応用編-
講師 ボディーメイクトレーナー 中村 成希 氏
日時 2018年8月21日(日)19:30~21:00
会場 元気館
参加者 33名
今年も講師として中村氏にお越しいただきました

今年も講師として中村氏にお越しいただきました

昨年度リベラルアーツの講師として招聘したボディメイクトレーナーの中村成希(しげき)さんを再びお招きし「人生を輝かせるために必要な身体づくり」の応用編講座を開講しました。中村さんは、日本の予防医学をもっと良くしたいという思いから、これまで携わってこられたトレーナー業を深めるため、健康そのものへ関心を広げ、現在は鍼灸師の勉強にも励まれています。

 


今回の講座は、応用編ですが初めて聞く方でも分かりやすく「明日からすぐに使える実践編」として、健康を考えるうえで必要になる正しい情報の判断基準について講義いただきました。

 


人は、納得感が得られないと、実際の行動に移っていかないため、まずは自分が知っている知識と、これから得る知識を意識し、大きくかけ離れていたら今まで自分が行っていた「健康へのアプローチが違っていた」という視点をしっかり持つことが大切だといいます。

 


中村さんはライザップでの勤務経験を活かし、それまでの知識や対策を詰め込んだプログラム「スマホダイエット」を取り上げ、ダイエットにおけるポイントを伝えられました。少しの時間でできることで、今取り組めることを一日数分やる、それを積み重ねるだけでも、かなり大きな効果が期待出来る。思い立ったように、むやみに走ったり、ジムで鍛えたりしても、適正な効果は出なく、逆に身体を傷めることが良く見受けられる。そこで、スマートフォンのアプリによる管理をすることで、過剰な負担、その時点での状態を把握でき、無理なく2ヵ月、3ヶ月で適正な成果が見られるようになったといいます。

プログラムを実際に体験し効果のあった受講生

プログラムを実際に体験し効果のあった受講生

昨年度よさのみらい大学講座で出会った受講生に対して、試験的に取り組んだ約3ヶ月のプログラムの結果として、プログラム体験者に効果やプログラム中の体験談を発表いただきました。プログラム体験者は、中村さんに出会うまで、甘いものが好きなため痩せたいのに痩せられないという悩みがあったといいます。
講師の指導のもとプログラムをやり始めると、減量という数値的なものだけでなく、健康的に「正しく食べ」、「正しく身体を動かす」ことが、無理なく体形をきれいにする結果に繋がったと語りました。補足するように、中村さんが「正しい知識を持てば、自分にとって必要な情報かどうかも判断がつくようになる。
まずは正しい情報を知る大切さ、次に情報の見極めることが重要」と、情報の見極めについて結果につながる要因を説明していきます。

 


『判断』するための3つのポイント
・一週間のお試し期間を設ける
何か取り入れたいと思った時は、徹底的に1週間試してみる。1週間は、良し悪しの判断をするひとつの目安になる期間であり、新たな方法を取りも1週間かけて検証してみる。
・継続、持続の可能性があるのかどうか、どれくらいできるものか考える
何かに取り組もうとする時、持続できる可能性があるかに着目する。短期的に効果を出せても、その後全く続けられないということもある。
・目的との整合性
自分がもつ「やせたい」「健康になりたい」「ストレス発散」等何でも良いので、自分の目的に合ったものを選択できているのかどうかを考える視点を持つ。

 

正しい『対処』の一例として
・肩こりの原因は○○にあり
肩こりの主な原因には、肩甲骨周りの筋肉が関わっている。筋肉は動かさないと硬くなるため、腕が肩より上にあがりにくくなり、肩を回す等の肩甲骨をよせる動きをとることで肩こりの対処法になる。
・意外な場所に、脂肪がつきやすい
脂肪がつきやすい部分=動きが悪い関節で、これは筋肉が硬くなっている場所でもある。例えば骨盤が前に傾くということは、太腿の前の筋肉が過度に硬くなっていると考えられる。
・最もやせにくい二大原因
①.ストレス ②.薬の服用
食事を整えれば、生活習慣において引き起こされている症状は、薬に頼らなくても改善されるため、優先すべきは、服用している薬を減らすこと。薬には、特定の症状を抑えるために作られているので、それ以外のところに副作用を及ぼすこともある。ホルモンバランスを崩したり、脂肪を貯めやすくしたりといった症状を引き起こす。

 


など、これらの情報以外にも数多くのことを具体事例とともに説明いただいました。

 


昨年度、人気の高かった「健康」テーマとする講座は、本年度においても同傾向で、年齢、男女等の属性に関係なく、受講者にとって興味関心の高い情報で、満足度も高い講座となりました。受講者の声からも、健康増進につながる「健康」をテーマにした講座の実現が求められ、講義だけでなく実技も踏まえた講座にして欲しい等の意見からも、より健康増進に寄与する講座として、実技プログラムを導入するなどの発展的展開により、一層健康増進のきっかけづくりを創出することが可能だと思われる講座となりました。

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