最終更新2023年11月30日(木) 17時00分
令和5年度題字
大会結果
令和5年11月26日に第12回与謝野町蕪村顕彰全国俳句大会を開催しました。
会場には約130人の皆さまが来場し、事前投句の表彰や講評、当日投句や蕪村顕彰プログラムを楽しまれました。参加者が倍増した前日吟行ツアーは昨年のものから内容を拡大し、江山文庫やちりめん街道、大内峠を吟行していただきました。
また12回目となる今回は新たに、自由題の部、前書俳句の部の両部門を通して、蕪村顕彰の観点から評価する新しい賞を設けました。
事前投句・当日投句の結果の詳細は、以下をご覧ください。
応募者数/応募句数
- 事前投句応募者数
816人 - 自由題の部(三句一組)
応募句数 2,405句 - 前書俳句の部(一人一句)
応募句数 669句 - 当日投句の部(一人一句)
応募者/句数 80人/句
大会の概要
今から約300年前に生まれた与謝蕪村の、母親の故郷といわれる丹後・与謝野町。
名句「夏河を越すうれしさよ手に草履」には「丹波の加悦といふ所にて」の前書があり、当地で詠まれたことがわかります。大江山連峰や野田川の流れ、大内峠から眺める天橋立など、豊かな自然をいただく与謝野町から、丹後を訪れた文人たちが培ってきた俳句文化の振興と、与謝蕪村の顕彰を目的として、第12回目となる俳句大会を開催します。
内容
- 事前投句表彰式
6月20日~8月19日の募集期間に全国および海外から寄せられた816人、総数3,074句の俳句作品のうち優秀作品を表彰します。
あわせて、町内の小中高生対象の俳句賞「令和のBuson俳句大賞」の表彰式を行い、会場内では1052句の全応募作品を展示します。 - 蕪村顕彰プログラム~座談会「蕪村ゆかりの」俳句大会
事前投句の選者と蕪村研究者による、俳句と地域ゆかりの蕪村について学べる座談会です。
【出演】
塩見恵介氏(関西現代俳句協会理事 俳句グループ「まるたけ」代表)
山田佳乃氏(公益社団法人日本伝統俳句協会監事 「円虹」主宰)
田中春生氏(公益社団法人俳人協会幹事 「朱雀」主宰)
山尾玉藻氏(公益社団法人俳人協会評議員 「火星」主宰)
藤田真一氏(関西大学名誉教授) - 当日句会
事前投句の選者ほか、総勢9人の選者による選考のほか、投句者全員で選考する互選も行い、優秀作品を表彰します。
一人一句、投句無料(投句時間は午前9時~10時30分)
※事前投句をしてない方もご参加いただけます