交流・文化・スポーツ 文化・芸術・スポーツ文化財

与謝野町加悦伝統的建造物群保存地区

最終更新2021年01月15日(金) 17時00分
この記事を共有する facebook twitter LINE

与謝野町加悦伝統的建造物群保存地区は平成17年12月に国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けました。

所在地

京都府与謝郡与謝野町字加悦、字後野の一部

保存地区の特徴

加悦(かや)の町としての骨格は、江戸時代は京往還、明治時代以降は網野街道と呼ばれた丹後と京都を結んだ道路の両側に連続する一本街路の両側町であり、その南側に寺社などの宗教施設を集中的に配置しています。その後、農業と絹織物業をベースとする地域社会の中心地として発展してきました。
保存地区を特徴づけるものは、一つは建造物です。建造物は主屋と土蔵、付属建物に分けられます。主屋は中市で見られるような軒高の揃った連続する切妻造二階建平入りのものと、前庭を持つ規模の大きな建物の二つに分けられます。後者には土蔵や縮緬工場など付属する場合が多くなっています。保存地区内には前者と後者が分布していますが、後者は5つの地区すべてに存在しています。
上之町と花組には宝巌寺、天満宮、吉祥寺の寺社が街道の背後に立地しているため、中市、下之町、橋本町とは違った景観を生み出しています。
洋風建築も特徴の一つです。街道筋から見えるものは、上之町の伊藤医院、橋本町の旧加悦町役場庁舎だけですが、下之町の旧尾藤家住宅にも離れに洋館建築があり、また、かつては花組に旧宮津銀行加悦支店がありました。伊藤医院以外は昭和初期に当時の尾藤加悦町長が建築したものです。
さらに、江戸時代中期末からは京都の祇園祭を思わせるような御神体を乗せた山屋台や歌舞伎を上演する芸屋台などが町内を練り歩く加悦谷祭が執り行われ、明治22年からは毎年4月24~25日に一斉に行われました。
このように保存地区は、かつての地域社会の中にあって常に中心的な商業地として、そして丹後ちりめんに代表される絹織物の生産地としての役割を担ってきました。しかし、その役割も時代の流れとともに変化し今日は静かな住宅地となっていますが、町並みとしては平入り切妻造りの町家が主流を占める中に前庭や門を有する大規模な屋敷型住居もみられ、さらに近代洋風建築やちりめん工場も散見されるなど、多様な建造物を含む点で貴重な町並みといえます。

住民の皆様へ

伝統的建造物群保存地区内における建造物の新築や、外観の変更を行う場合には、許可を受ける必要があります。また、建造物の修理または修景を行う場合に、それに要する費用の一部を補助する制度があります。詳細は社会教育課までお問い合わせください。

このページに関するお問い合わせ先

加悦庁舎教育委員会事務局 社会教育課
業務時間午前8時30分~午後5時15分
休日土、日、祝日 年末年始(12月29日~1月3日)
〒 629-2498京都府与謝郡与謝野町字加悦433番地 加悦庁舎2階
電話番号:0772-43-9026
FAX番号:0772-42-0528
このページの先頭へ
SOCIAL MEDIA