町長メッセージ
新たな年に入り、全国各地で新型コロナウイルス感染症が再拡大し、まさに第6波の局面を迎えております。京都府内においても、同じような状況下にあり、昨日は新たに2,216名の方の感染が確認されたところであります。与謝野町内においても、今月10日から昨日までの間、10歳代から70歳代の15名の方が感染されており、町内学校で学年閉鎖措置を行わなければならない状況も生まれております。あらためて、感染された方の一日も早い回復を願っております。
これらの状況を受け、本日から2月20日まで京都府全域に対して、まん延防止等重点措置が発令され、西脇京都府知事から特別措置法に基づく府民・事業者への行動に対する3つの要請がなされました。その内容は、①正しいマスクの着用などの基本的な感染防止対策、②混雑した場所や感染リスクが高い場所への外出・移動を自粛するなどのリスクを低減する行動、③社会機能を継続するための在宅勤務などの実施です。また、事業者への営業時間短縮・人数制限等に対する要請と催し開催にかかる人数制限なども併せて求められたところです。詳細については、京都府ホームページなどでご確認いただきたいと存じます。
そのうえで、私からも町民の皆様に対して、これらの要請へのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。私は、これまでからも町民の皆様の命と健康を守ることを最優先事項にすえながらも、社会経済活動を回復軌道に乗せていく必要があるということから、各種対策を講じてまいりました。3回目の新型コロナウイルスワクチン接種事業については、医療関係者の皆様のご協力をいただき、2月1日から個別接種、2月12日から集団接種を開始いたします。現在、順次接種券を発送していますので、希望される方はお手続きいただきますよう、お願い申し上げます。
また、本日、開会された与謝野町議会臨時会では新型コロナウイルス感染症対策を含む約6億3,000万円の補正予算案を提案させていただきました。事業内容としては、自宅療養者等買い物支援事業、住民税非課税世帯に対する1世帯10万円給付事業、住民生活支援商品券事業などを盛り込んでおります。議員の皆様のご理解をいただいた上で、町民や事業者の皆様に確実かつスピーディーに施策をお届けできるよう、全庁体制で取り組んでいく決意です。
町民の皆様と力を合わせ、今年こそは新型コロナウイルス感染症を乗り越えたいと強く思っております。引き続き、ご理解とご協力をいただきますよう、心からお願いを申し上げます。