最終更新2012年04月03日(火) 13時05分
町長挨拶
議長挨拶
第43回平成24年3月定例会を振り返って
1ヵ月にわたる3月定例会には多くの議案が提出され、議論の白熱する場面もありましたが、結果はすべての議案を原案どおり可決・同意して議了致しました。
今回も定例会閉会の挨拶をもって議会報告と致します。
3月定例会の閉会にあたって
今定例会2月27日に開会し、幼・小・中・高の卒園式、卒業式や、地震・津波の防災訓練など、多くの公的行事もあり、今日まで1ヵ月の長い会期となりました。
木崎良子さんのオリンピック出場が決まり、そのお祝いとロンドンでの活躍を願う気持ちも含め、合併後、初の名誉町民が誕生いたしました。また、2名の方の自治功労者表彰も併せ、喜ばしいことであります。
もちろん、3月定例会は新年度の予算審議が主題であります。
平成24年度予算は、財政の厳しい中、一般会計で過去最高の112億、特別会計・企業会計を合わせると200億を超える大型予算が提案されました。
議員諸氏も持ち時間を有効に活用し、要所、要所の質疑がなされました。
また、一般質問も15名の議員が登壇し多岐にわたる質問がありました。
今さら、私が申し上げるまでもなく、政治予算は単年度で終わるものでなく、将来を、町の今後を決めるものが多くあります。
本定例会では提出議案はすべて可決・同意致しましたが、議員から出た多くの提言を、しっかりと検証していただき、今後の町政に反映していただきますようお願いしておきたいと思います。
さらに、本定例会では、中小企業振興基本条例が提案、可決されました。
先ほど申し上げました「将来に向かって」という意味では、その最たる条例だと認識致しております。
理念条例ではありますが、活用・実行の仕方によっては『まちづくり条例』になるものと考えています。
町民の理解と協力、行政の責務、企業の役割を理解され、『まちの活性化』が実現することを願っています。
また、議会では町民の方からの請願を担当委員会でしっかりと審査し、「障害者総合福祉法の制定を求める意見書」並びに「TPP協定交渉への参加表明に抗議し十分な説明を求める意見書」2件を国会に提出致しましたし、与謝野町議会の憲法に等しい『与謝野町議会基本条例』が活性化特別委員会を中心に、1年半の長きにわたり、検討に検討を重ね、本定例会で制定の運びとなりました。
この基本条例をしっかりと実行していくため、心を新たにスタートしなければなりません。
その中のひとつ「議会懇談会」を試行ではありましたが、旧町ごとの3会場で実施させていただき、多くのご意見をいただきましたこと、この場を借りて感謝申し上げます。
結びに、1ヵ月にわたる今定例会、質問と答弁のかみ合わない残念な場面もありましたが、皆さんのご理解とご協力により、無事終了致しました。
心より感謝申し上げ、閉会の挨拶と致します。ありがとうございました。
与謝野町議会 議長 井 田 義 之
追記
与謝野町議会、初めての懇談会、ご協力ありがとうございました。
皆さんからいただきました多くのご意見は、今後一定の整理の後、ご報告させていただきます。また、庁舎問題特別委員会の経過等も改めて報告したいと考えています。
今後とも、与謝野町議会へのご理解、ご協力よろしくお願い致します。