町政 議会議長室
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議長室(新年度予算の成立)

最終更新2017年04月11日(火) 15時04分
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着物議会の様子

着物議会の様子

 新年度予算の成立

 平成29年度予算を審議する3月議会が閉会した。今議会は、33日間のロングランの日程であったが、主な議会の争点は、一時的とはいえ道の駅「シルクのまち かや」が休館に至ったことへの対応は十分であったのか、また、山添町政1期目の総仕上げとしての予算編成、総額115億4,400万円、対前年比13%減の中で、国の地方創生を受けての「与謝野ブランド戦略事業」8,165万円が計上され、特に前年度から議論になってきたシルクプロジェクトは、これから桑を植栽して蚕を飼い、生糸から織物だけでなく産業素材や医療分野をも目指す計画だが、「明日の糧」を求める住民ニーズとの乖離への不安が拭えないとの議論であった。そのような中で、賛成多数で可決成立し、付帯決議がつけられた。
 地域から養蚕が消えて100年近くなる。また、女工哀史を書いた細井和喜蔵の生地として、丹後ちりめんが主産業としての復活がなるのかという疑問符を持つ人もある。桑1万本の植栽が本当に六次産業化へつなぐことができるのか、もともとブランド構築には長い時間が必要であることから、補助金がなくなることで胡散霧消への不安が多くあるのも事実だ。そのようなことも踏まえ、議会としては、事業進捗やその経過、あるいは効果について、チェックし続ける責務がある。
 折から東京都議会では、築地市場から豊洲への移転を巡って、誰がいかなる判断に基づいて決められたのか。石原元知事は、都議会にも議決責任があるとの見解を示されていた。これらの報道がされる中、町議会も真剣な議論が展開された。本会議はCATVで放映されていることもあり、議員の発言の一言一句が注視されている。改選期までの期間はあと1年、町長も議員も3月議会の議論をスタートにして過疎化や人口減少を跳ね返す活動が期待されている。

 平成29年4月6日
             与謝野町議会議長 勢旗 毅

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