議長室（3月議会を終えて）

　　　　　　　　　　　「３月議会を終えて」

　三寒四温の中、議場内は連日議員諸兄の熱い質疑で終始しました。
　平成２５年度予算では、緊縮財政の中、通常経費の５％削減をめぐり、町長の見解、担当課長の説明には議会として十分理解できるものではなかったものの、行政の苦肉の予算縮減策には全議員にて可決した。
　議会としても残任期間中は、議員歳費の５％カットを提案し、緊縮財政に協力姿勢を打ち出した。（町特別職５％カット、町一般職員３％カット）

　また、議会活性化特別委員会の纏めとして委員長より提案された、議会議員の定数条例の改正（現行定数１８人から１６人に改正）については、丁々発止の質疑応答、討論の結果、賛成多数で可決された。
【議員定数、議員報酬につきましては、町民の声、人口減少、近隣市町、全国市町村の実態、町財政の展望を鑑みて、二元代表制・議会機能の維持促進、町民の付託に応えられるのか、議会活性化の課題点を議会活性化特別委員会で調査研究の上の協議の結果であります。】
　
　３月議会を通しての私の感想です。
　僭越なことを述べますが、行政の説明責任、議会の調査研究にいずれも不足を感じる質疑応答が見受けられました。
　議会は今後一層の研鑽に励み、政策能力のレベルアップ、議員間討議の充実を図り、町民の潤いのある生活と若者の郷土愛の育成に貢献できますよう鋭意努力をいたします。

平成２５年３月２９日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　与謝野町議会議長　赤　松　孝　一