最終更新2023年10月11日(水) 16時30分
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将来の地域農業の羅針盤
令和5年4月に国の「農業経営基盤強化法」が改正されたことに伴い、地域農業の将来のあり方を示した「地域計画」の策定が義務付けられました。与謝野町も町内22の地域と地区で策定作業がスタートします。
地域計画とは？
長年守ってきた地域の農地を次世代に引き継ぐため、地域ごとに話合いを行い、10年後の将来「どの範囲の農地を守るか？」「誰が守るか？「どうやって守るか？」を決め、計画書と図面を作成します。
話し合い
地域計画策定の流れ
- 地域の農地について、現在の耕作者を示した「現況地図」を作成します。
- 「現況地図」を基に地域で集まり、10年後の地域の農地がどうなっていくか、誰がどうやって守っていくかなどを話し合います。
- 2の結果を基に10年後の将来を示した「目標地図」と「計画書」を作成します（令和7年3月までに作成）。
耕作者の皆様へお願い
地域の話し合いにはできるだけ多くの皆さんが参加し、一人ひとりが自分の地域の現状・将来を認識したうえで、合意を図ることが重要です。お住まいの地域で話合いの機会があればぜひご参加ください。
水田の代掻き
土地（農地）所有者の皆様へお願い
与謝野町の農業は、高齢化・担い手不足により著しく農家数が減少しており、今後は、今まで通り農地を維持管理していくことが非常に困難になってきています。そのような中、今回策定する「地域計画」では、限られた担い手の皆さんが効率よく耕作できるよう、新たな貸し借りのルールの下、農地の集積を図ることとしています。
そのためには、農地の所有者である皆様のご理解とご協力が必要不可欠であるため、これを契機に、ぜひ地域の農業の将来について今一度お考えいただき、「地域計画」の実現に向け農家の皆様の取組を支援していただきたいと考えていますので、よろしくお願いします。