最終更新2023年09月01日(金) 08時30分
水痘ワクチン
水痘とは「みずぼうそう」のことです。「水痘・帯状疱疹ウイルス」による感染症で、主に空気感染します。
水痘ワクチンは水痘・帯状疱疹ウイルスを弱毒化してつくった生ワクチンです。
罹患すると重症化が考えられる免疫が低下している病気の児に使用できるワクチンとして、日本で世界に先駆けて開発されました。
水痘ワクチンの1回の接種により重症の水痘をほぼ100%予防でき、2回の接種により軽症の水痘も含めその発症を予防できるといわれています。
病気の児に使用できるワクチンのため、健康小児には副反応はほとんど認められていませんが、時に発熱・発疹がみられ、まれに局所の発赤・腫脹・硬結があらわれることがあります。
対象児と接種方法
※生後12ヵ月から36ヵ月に至るまでのお子さんが対象で、接種回数は計2回です。
(初回の標準的な接種年齢:生後12か月~15か月になるまで。)
※初回接種から追加接種までの標準的な接種間隔は、6ヵ月~12ヵ月とされています。
接種対象年齢 | 接種回数 | 接種方法 |
生後12ヵ月から 生後36ヵ月に至るまで (満1歳・2歳) |
初回:1回 | 初回:生後12ヵ月から生後36ヵ月に至るまでに1回 (標準的接種年齢:生後12ヵ月~生後15ヵ月) |
追加:1回 | 追加:初回接種終了後、3ヵ月以上の間隔をおいて1回 (標準的接種間隔:初回接種後6ヵ月~12ヵ月の間隔で接種) |
その他
・既に水痘にかかった児は水痘に対して免疫があると考えられますので受ける必要はありません。
・確実に免疫をつけるためには、決められた接種間隔で接種することが大切です。
・受診の結果体調不良等で接種不可になった場合は役場保健課にご連絡ください(予診票の再発行が必要です)。