最終更新2026年08月10日(月) 08時30分
下水道事業等の持続可能な運営を目指して
~「上下水道審議会」へ使用料の改定について諮問しました~
与謝野町では、将来にわたり安心・安全な下水道・農業集落排水サービスを提供し続けるため、令和8年7月1日、上下水道審議会条例に基づき、同審議会に対して「下水道使用料及び農業集落排水処理施設使用料の改定」について諮問を行いました。
諮問の背景と目的
現在、与謝野町の下水道事業は、毎年8億円を超える一般会計からの繰入金によって経営を維持している状況です。公営企業は本来、利用者からの使用料で事業運営を行う「独立採算」が原則ですが、適正な料金水準の指標とされる「経費回収率」が100%を大きく下回っており必要な費用を使用料で賄えておらず、経営の持続性が大きな課題となっています。
また、下水道施設は供用開始から32年が経過し、老朽化による設備の故障が発生しています。これからの時代、計画的な更新や耐震化、長寿命化対策には多額の費用が必要となります。さらに、昨今の物価高騰や人件費の上昇といった厳しい経済環境も重なり、経営基盤の抜本的な見直しが避けられない状況です。
※経費回収率とは使用料で汚水処理費用どれだけ賄えているかを指標です。「経費回収率=下水道使用料÷汚水処理費×100」
審議のポイント
今回の諮問では、将来にわたってサービスを継続できるよう、以下の視点から慎重な審議をお願いしています。
- 事業運営の健全化
独立採算の原則に則った経営のあり方。 - 適切な使用料の検討
施設維持・更新に必要な費用を確保するための適正な料金水準。 - 受益者負担の適正化
町民の皆様の負担と、一般会計からの繰入金のバランス。
審議会での議論の内容は、町ホームページなどで公開する予定です。町民の皆様の生活に直結する重要な課題ですので、ぜひ今後の情報にご注目ください。
