最終更新2024年01月10日(水) 08時30分
河川の水質を検査
与謝野町では、年に一度町内を流れる河川の水質検査を行っています。検査結果は、河川の汚れの程度を表す「BOD(生物化学的酸素要求量)」で示します。BODとは、微生物が水中の汚濁物質を分解するために必要とする酸素の量で、値が大きいほど水質汚濁が著しいことを表します。
令和5年度のBOD値は、岩屋川、香河川、野田川(大江山橋、三村橋)、温江川、三田川では前年度から減少に転じましたが、一部では数値的に問題ないものの増加した河川もありました(詳細は、関連ファイルをご覧ください)。
引き続き、与謝野町が推進する阿蘇海の水質浄化に向けて、より一層の取り組みを進めていきたいと考えています。
阿蘇海の浄化に向けた取り組み
阿蘇海の周辺地域では、美しい阿蘇海を取り戻そうと地域や各種団体でさまざまな取り組みを進めていますが、抜本的な解決にはつながりにくく、継続した地道な取り組みが必要です。
阿蘇海の浄化に向けては、京都府、宮津市、与謝野町をはじめ有識者や自治会など阿蘇海を取り巻く幅広い分野の団体が集まり立ち上げた「阿蘇海環境づくり協働会議」があり、与謝野町の取り組みとしては、小中学生に向けた阿蘇海流域の環境学習や阿蘇海等環境ポスターコンクールを実施し、また、地元地区による野田川・阿蘇海の清掃ボランティア活動などを実施しています。