下水道には異物を流さないでください
与謝野町内の下水道は、地理的制約から道路内にあるマンホールに圧送用ポンプ(以下、マンホールポンプ)を設置し、汚水の圧送を行っている場所が多数(60箇所程度)あります。
近年、このマンホールポンプに異物が流入して停止したり、ポンプに絡みついて故障する事態が多発しています。ポンプが故障するとマンホールから汚水があふれ出したり、みなさまのトイレや台所、風呂、洗面などから汚水が逆流してしまう場合もありますので、下水道へはトイレットペーパー以外のものは流さないでください。
下の写真は、町内にあるマンホールポンプに絡みついていた布類、詰まっていた野菜くずの写真です。

異物写真
飲食店などでは「グリーストラップの設置及び清掃」をお願いします
飲食店などの厨房施設からは、油脂類を多量に含んだ水が排出されます。油脂類が下水道管に流れ冷えて固まると下水道管が詰まる恐れがあるため、飲食店などではグリーストラップの設置が義務付けられています。グリーストラップとは、排水中の油分を分離・貯留して排水管・下水道管に流さないようにする装置です。
構造は次のとおりです。

グリーストラップ構造図
グリーストラップの清掃について
グリーストラップは定期的な清掃が必要であり、清掃を怠ると排水管が詰まって汚水が室内にあふれ出したりします。また、悪臭やゴキブリなど害虫の発生場所になってしまいます。グリーストラップ清掃の内容と作業頻度の目安は次のとおりです。
| 1.バスケットの掃除 | 1日1回 |
|---|---|
| 2.槽内浮上油脂の掃除 | 1週間に1回位 |
| 3.槽内のゴミ・油脂の掃除 | 1ヵ月に1回位 |
| 4.トラップ内部の掃除 | 2~3ヵ月に1回位 |
下の写真は、飲食店のすぐ下流のマンホールポンプに油脂類がたまっている状況、また油脂類が冷えて固まって団子状になっている状況です。

油脂類写真
下水道に流してはいけないもの
| 水に溶けない紙など | トイレットペーパーなど水に溶ける以外の紙などは流さないでください。 (例)ペーパータオル、ウェットティッシュ、生理用品、紙おむつなど ※「トイレに流せるシート」など水に溶けるものでも、一回にたくさん流すとポンプ故障の原因につながるので、量が多いときは燃えるごみとして捨ててください ・ポンプなどの機械に絡みつくなどして故障の原因になります。 |
|---|---|
| 布類 | タオルやハンカチ、下着などがポンプに絡まっていたことが確認されています。トイレなどに落としてしまった場合は拾い上げて、流さないようにしてください。 ※ポンプの回転羽根に絡みつくなどして故障の原因になります |
| 油・台所ごみなど | 野菜くずや残飯などは生ごみとして捨てるなどし、下水道に流さないようにしてください。汚れがひどい食器や鍋は紙などで拭き取ってから洗うようにしてください。 |
| 有害な化学物質や危険物 | 洗濯で使う洗剤やせっけんは使用量を守り、たくさん使いすぎないようにしてください。ガソリン・灯油などの危険物は絶対に下水道に流さないでください。 ※ガソリンなどの揮発油が下水道に入ると、内部で可燃ガスが充満し、何らかの原因で発火・爆発する可能性があります |
| 髪の毛 | 髪の毛は下水道に流さず、燃えるごみとして捨ててください。 ※ポンプなどに絡みついて故障の原因となります |
使用者へのお願い
下水道施設のトラブルはほかの使用者にも迷惑がかかり、清掃や復旧作業に時間と多額の費用がかかります。下水道管の詰りやポンプ機器などの故障の原因者が特定できた場合は、清掃費や修理費をその原因者に負担してもらう場合があります。
一人ひとりが下水道の正しい使用方法を理解し、使用していただくようご協力お願いします。
