最終更新2024年05月24日(金) 08時30分
オオキンケイギクは駆除対象の外来植物です
オオキンケイギク
沿道に咲くオオキンケイギク
オオキンケイギクの花
5~7月ごろに黄色の花をつける北米原産のキク科の多年草「オオキンケイギク」は、観賞用・緑化用として海外から持ち込まれましたが、繁殖力が強く、日本の生態系に重大な影響を及ぼす恐れがある植物として、平成18年に外来生物法による「特定外来生物」に指定され、栽培、運搬、販売、野外に放つことなどが禁止されています。
オオキンケイギクの特徴
- 花の色は黄色で中心も同じ色
- 花の大きさは、5~7cm程度
- 花びらの先はギザギザ
- 葉は細長いヘラ状の形
- 葉の両面に荒い毛が生えています
- 茎の高さは30~70cm程度
ナガミヒナゲシは触るとかぶれる恐れがあります
ナガミヒナゲシ-1
ナガミヒナゲシ-2
環境省が駆除指定する特定外来生物ではありませんが、他の植物の成長を阻害する成分(アレロパシー活性)を根から出すことから、在来の生態系等に影響を与えることが懸念されています。
また、触れると手がかぶれるなどの症状が出る可能性があります。
現在、町内でも多数見受けられていますが、自宅の庭などで生育している場合、以下の要領で駆除をお願いします。
ナガミヒナゲシの特徴
ケシ科の一年草
- 開花時期は4~6月で、オレンジの花をつける
- 高さが20~60cm
- 葉はタンポポやヨモギの葉に似たロゼット状
- 1つの実から約1500粒の種が取れ、1つの個体が100個の実をつけることもあるため合計で約15万粒の種を作る
- アルカイド性の有害物質を有する
オオキンケイギク・ナガミヒナゲシの駆除にご協力をお願いします
ご自宅周辺で見かけられましたら、素手では触らず手袋等で保護し、根っこから抜き取って土を落とし、燃やすごみとして処分をお願いします。