与謝野町では、生活習慣病など病気を早期に発見し早期に治療することを目的として各種健診(がん検診と特定健診等)を実施しています。
自分の健康状態について正しい知識を持ち、健康を維持するためにぜひ健診をお役立てください。
集団健(検)診について
実施期間 | 夏の健診:8月~9月頃(約17日間) 追加健診:11月(半日~1日) ※追加健診は、乳がん検診・子宮がん検診・肝炎ウイルス検診、骨粗しょう症検診は実施していません。 ※具体的な日程については、毎年4月中旬から5月上旬目途にお知らせします。 |
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会場 | 岩滝保健センター・加悦保健センター・野田川わーくぱるを巡回します。 |
健(検)診案内 | 毎年4月中旬から5月上旬にかけて、各種健診のご案内と「各種健診申込書」を対象者の方へ送付します。 |
費用 | 無料 |
申込方法 | 申込締切り期日までに同封している返信用封筒に申込書を入れポストへ投函してください。 また保健課(加悦庁舎)、本庁舎・野田川庁舎の住民税務課住民係でも受け付けています。 |
各種健診対象者や内容 | 以下の関連ファイルをご参照ください。 |
その他
- がん検診は、加入の医療保険に関係なく対象年齢の方は受診できます。
- 子宮頸がん検診のみ毎年6月~11月まで指定医療機関で個別検診としても受診できます。対象者へ別途、受診票などを送付します。(集団検診か医療機関での検診かどちらか一方の受診となります。)
- 社会保険加入の40~74歳の被扶養者(ご家族)の方は、会社などから発行される「特定健康診査受診券」を申込書と一緒にお申込いただくと、町の特定健診を利用していただくことができます。健診当日に「特定健康診査受診券」の提出は受付けていません。業者による資格確認等の時間を要するため、事前の提出が必要になります。
- 体調不良や自覚症状がある場合は、健診を待たずに、早めに医療機関で受診してください。
- 人間ドックを希望される方は、集団健診と重複して受診はできません。人間ドックは負担金が必要になります。詳細については保健課までお問い合わせください。
申込から受診・結果が届くまでの流れ
1 | 4月中旬~5月初旬頃 | 健診案内が届く | 4月1日以降に与謝野町に転入した方、健診申込書を紛失した方は保健課までご連絡ください。 |
2 | 5月末 ~ 6月中旬 |
健診申込み締切り |
夏の健診(8月~9月)は、6月中旬の最終締切を過ぎると受け付けができません。 秋の追加健診の申込み受付は、10月初旬頃まで。詳細は保健課にお問い合わせください。 |
3 | 7月中旬以降 |
健診申込者へ健診日時の案内や問診票が届きます |
案内した日時でご都合が悪い方は、日時変更が可能です。 検診項目の変更等も受け付けています。 |
4 | 8月~ 9月 | 住民健診(各会場を巡回) | 追加健診は秋に1日。申込者への案内は約10日前に届きます。 |
5 | 9月~12月 |
結果が届く |
健診結果(肺がん検診除く)は、受診日から約6~7週間後に送付予定です。 |
特定健診(40~74歳)を受診された方へ
特定健診の結果から、メタボリックシンドロームを判定し、生活習慣病の発症リスクが高い方を対象に個別面談や電話にて健診結果を説明し結果を返却させていただきます。
メタボリックシンドロームとはお腹周りに内臓脂肪がたまることで、糖尿病・高血圧・脂質異常などが起こり、生活習慣病になりやすくなっている状態のことです。メタボリックシンドロームの状態になると動脈硬化が進み、心臓病や脳卒中などの重大な病気や糖尿病性腎症などの合併症につながりやすくなります。生活習慣病は、自覚症状が少ないため食事や運動などの生活習慣を改めて予防することが大切です。
保健師・管理栄養士が、対象者の生活状況に合わせて、生活習慣や健診結果の改善に向けてアドバイスやサポートを行っていますので、保健指導をご活用ください。
がん検診を受けよう
我が国の死亡原因の第1位は「がん」です。日本人の2人に1人ががんにかかり、3人に1人が亡くなっており、他人ごとではありません。
がんは、早期の段階では症状がほとんどないことが特徴で、知らないうちに進行していることもあります。自覚症状なしに進行するがんを早期に発見するための手段が、がん検診です。「怖い」、「面倒くさい」、「自分は大丈夫」と思わず、命を守るためにがん検診を受けましょう。
がん検診は、加入の医療保険に関係なく対象年齢の方は受診できます。(※「各種健診内容」を参照してください。)
がん検診を受けるメリット・デメリット
がん検診にはメリットとデメリットがあります。がん検診のメリットとデメリットを正しく理解し、正しい知識をもってがん検診を受診しましょう。
メリット | ・がんになるリスクや死亡リスクが減少します。 ・がん検診は自覚症状のない方を対象にしています。早期発見・早期治療であれば、治る可能性は高く身体面・経済面などの負担や治療期間が短くて済みます。 ・がん以外の病気も見つかることがあり治療に結びつけることができます。 |
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デメリット | ・がん検診の結果は100%ではありません。 がんではないのに「がんの疑いがある」と判定されてしまったり(偽陽性)、がんがあるのに、がんの場所や種類によってはそのがんが見つけられない場合もあります。(偽陰性) |
※国が推奨する5つのがん検診(肺がん、胃がん、大腸がん、子宮がん、乳がん)は検診受診することでメリットがデメリットを上回ることが科学的に証明されています。
検診を受けて「要精密検査」となった場合は、必ず精密検査を受けましょう
がん検診では、がんの疑いがあるか、精密検査が不要かを判定します。がんの疑いありと判定された場合(要精密検査)には精密検査で詳しくがんの有無を確認する必要があります。要精密検査と判定されたのち、精密検査を受診せずにいると、がんが進行してしまう可能性があります。検診で「要精密検査」となった場合は、必ず精密検査を受けてください。
また、がん検診は、決められた間隔で定期的に検診を受診しましょう。自覚症状がある場合は、次回のがん検診を待たず、早めに医療機関を受診してください。
精密検査結果について
受診した精密検査の結果は受診医療機関から町へ報告されます。町は公衆衛生の向上及び町が実施する検診をよりよいものにすること(精度管理)を目的に、その結果を京都府や国へ報告することが法や国が示す指針により義務付けられています。また、その結果は、前述の目的のために、町が検診を委託している健診業者及び京都府医師会にも報告することとしております。
なお、収集した個人情報は「個人情報の保護に関する法律(第三者提供の例外(第27条第1項第3号)、利用及び提供の制限(第69条第2項第3号4号)」及び「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス(厚生労働省)」に基づき厳格に取扱い、前述の目的以外に使用することは一切ありません。
個人情報の取扱いについて
各種健診の結果については、受診者本人に通知するとともに、与謝野町に保存して、必要に応じて保健指導等に活用いたします。
精密検査結果については、医療機関が町へ報告することは個人の同意がなくても個人情報保護法の例外事項として認められています。
また、国への報告や検診の精度管理のために、その精密検査結果を町から健診委託機関や京都府医師会へも共有しますのでご了承の上、受診ください。