町政 施策・計画・取り組み総合計画
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第2回総合計画審議会(平成19年3月1日)

最終更新2010年10月05日(火曜日) 16時25分

■開催日時
平成19年3月1日(木曜)午後1時30分から午後2時45分

■開催場所
野田川わーくぱる(1階・多目的ホール)

■出席者
●委員
新田(榮)会長、小西副会長、大江委員、蘇理委員
大槻委員、青木委員、安岡委員、井上委員
三井委員、蒲田委員、西原(俊)委員、黄前委員
半海委員、岸部委員、新田(雪)委員、西原(新)委員
足立委員、白須委員、今西委員、小池(忠)委員
須田委員、山本委員、糸井委員、山城委員、塩見委員

●事務局等(企画財政課)
太田町長、吉田課長、奥野主幹、泉谷主幹
小池課長補佐、植田課長補佐、小谷主査

■議題等
(1)与謝野町総合計画の策定の背景について
(2)与謝野町総合計画策定の考え方について

■議事(概要)
●与謝野町総合計画の策定の背景について(以下について事務局から説明)
与謝野町の概況(位置、地勢、歴史、人口の状況、地域経済の状況、社会資本の状況、従業・通学先の状況、行財政の状況)、与謝野町をとりまく動き(人口の予測、時代の潮流)、住民ニーズのまとめ(団体懇談会:平成18年11月17日開催のまとめ、まちづくりアンケートの概要)について、現時点での統計数値や、懇談会あるいはアンケート結果に基づき、策定にあたって背景としておさえておきたいことがらをまとめている。
<主な意見等>
【意見】アンケートの概要部分で、町民の皆さんの気持ちがよくでていると感じている。十分勘案していく必要がある。
【意見】10年の計画と言うことであるが、策定の背景では20年後の人口推計が掲載されている。20年後には人口が2万人を割りそうな数字である。20年後の人口推計は必要ないと思う。あまり先のことまで触れる必要は無いのではないか。
【回答】人口推計については、平成12年と17年の国勢調査推移で今後の推計を立てたものであり、あくまで推計である。ただ、その人口にならないようにどのような施策を展開するのかなどを検討していただいたらいいと思ってる。

●与謝野町総合計画の考え方について(以下について事務局から説明)
<与謝野町総合計画策定の趣旨>
策定の目的は、旧3町の計画、新町まちづくり計画を踏まえて、「みんなの計画」「ひろがる計画」「できる計画」を合言葉に、住民と行政の協働による計画づくりを目指します。
計画の構成と期間は、基本構想、基本計画、実施計画の3部構成とするが、総合計画の中では、基本構想、基本計画までとし、別途実施計画を策定。基本構想は10年間、基本計画は5年間、実施計画は3年間のローリング方式により、それぞれの期間を設定する。
<与謝野町総合計画の策定方針>
計画の内容は、3部構成とし、「第1部(序論)」で、計画の目的、計画の構成と期間、まちの地域概況、住民ニーズの状況、時代の潮流を掲載。「第2部(基本構想)」で、まちづくりの基本理念と将来像、まちづくりの基本目標、重点プロジェクト構想を掲載。「第3部(基本計画)」で、ベンチマーク(目標指標)の設定、基本構想の基本目標の具現化に向けた基本施策の展開、重点プロジェクトの推進を掲載。また、策定の進め方としまして、審議会では住民(審議会委員)と職員が同じテーブルを囲んでワークする合同会議方式での作業とする。一方で、住民の方々からの多くの意見を計画に反映していくため、基本構想や基本計画の骨子案が固まった時点で、パブリックコメントや住民説明会を開催していくこととしている。
<主な意見等>
【質問】審議会、合同会議など4つの組織がある。内容などを説明願いたい。
【回答】ワーキング部会は職員の実務者レベルで構成している。主に主幹、課長補佐、係長クラスが自分の専門分野の部会に入っている。ワーキング部会で作成した資料により合同会議を開催して進めていきたい。策定委員会は、助役を筆頭に課長クラスで構成している。ワーキング部会は専門部分になるので、策定委員会で横断的な視点で検討していくこととしている。合同会議は、ワーキング部会と審議会の部会による合同の会議である。ここでは専門的な分野の検討をいただく。最終的に審議会で確認をいただく。
【質問】各課で色々な個別の計画が策定されている。そこでの意見は、この総合計画にどのように反映されるのか。例:男女共同参画など。
【回答】確かに色々な計画がある。ワーキング部会にはそれらを担当している職員が入っているので、その中で反映できるものと考えている。
【質問】将来像「水・緑・空 笑顔 かがやく ふれあいのまち」は我々が議論することではないと思うが。我々が議論すべきところと、そうでないところを教えてほしい。
【回答】新町のキャッチフレーズや基本理念など合併協議会で策定された、「新町まちづくり計画」の基本的部分については、一定新町で引き継ぐべきであると庁内では一致した考えである。しかし、あくまで事務局からの提案であり、ご検討いただいたらいいと考えている。
【意見】基本理念の中で環境を守るところがあるが、地球温暖化防止を提起して新町での理念を入れるべきであると考える。自分たちができることからやっていこうと言うことを付け加えてほしい。安心・安全だけでは漠然としており、何に対してなのかを明示してほしい。
【回答】合同会議で「基本構想骨子検討案」について検討いただくこととしているが、そちらの中には主要施策として位置づけている。しかし、このような意見をどしどし合同会議で出していただいたらと考えている。
【意見】人口がどんどん減っていく。少子高齢化と言われて久しい。出生率が昨年は1.2程度、今年は1.3程度で少し改善してきた。しかし、2.0で人口が減らないと言われているので、まだまだである。出生率をどのようにして高めていくのか。計画策定の背景には、これからの与謝野町に住み続けたいですか?との質問に、20歳代の回答が少ない(住み続けたくない?)。一方、新たな産業の支援と雇用の確保について期待されている。町を活性化させるには若い方達がどれくらい残ってくれて、出生率をどのようにして上げるかにかかっている。斜陽な町にならずに行くには町民全体が関心を持って取り組んでいく必要があると思う。ここにいる委員、職員を含めて具体的な方策を持って計画を策定していかなければならないと思っている。
【意見】確かに実現できる計画を立てることが重要である。合同会議でもその部分を文章化していかなければならないと考えている。

■用語の解説
●ローリング方式
複数年度の実施計画を策定し、一つの年度が終了すれば、最終年度に次の年度を追加や見直しをする方式。施策事業を複数年度で表すことにより、継続事業などの進行管理が明確となる。

●ベンチマーク
現在の数値から、将来の目標数値を設定し、その目標数値をクリアするために、どのような施策展開をすれば良いのか、努力目標を設定するもの。数値等で示すことにより、事後評価が明確にできる。

●パブリックコメント
計画等の概要について、住民の方々から広く意見を求める制度。住民参画による協働のシステムづくりの一つである。

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