与謝野町における新型コロナウイルス感染症の感染状況とこれからの対応について、町民の皆様にお知らせいたします。
昨日、京都府の西脇知事は府民の皆様に対して、
- 外出の自粛
- 緊急事態宣言地域への往来自粛
- 出勤の抑制
- 飲食機会の感染予防の徹底
を強く求められ、本日には政府に新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言の発令を要請されました。
そのような状況の中、与謝野町でも本日2名の感染者を確認し、そのうち1名が町立石川保育所に勤務する本町職員です。直ちに、感染者及び濃厚接触者の情報収集を行い、京都府丹後保健所へ情報提供いたしました。園児及びご家族、職員の健康を第一に考えるとともに、感染拡大防止の観点から、1月9日(土)から1月21日(木)まで当該保育所を臨時休園することといたしました。
現在、京都府丹後保健所と連携しながら濃厚接触者の特定やPCR検査の実施などの対策を講じているところです。町民の皆様にはご心配をおかけいたしますが、事態の終息に向け万全の対応に努めまてまいりますのでご理解とご協力をお願い申し上げます。
本年度に入り、新型コロナウイルス感染症対策は行政の最優先課題となっており、感染予防対策と社会経済活動の両立に向けて取り組んでまいりました。困難な状況が続く中、町民の皆様におかれましては、依然として大きな不安を抱かれていると感じております。また、影響の長期化が予測される中、地域社会で様々な格差が生じる可能性があり、より一層、だれに対しても優しいまちづくりをより強く進めていく必要があると認識しております。
この間、地域社会で育まれたお互いを思いやる気持ちを絶やすことなく、前に進んでいきたいと強く思っております。現段階で新型コロナウイルス感染症の終息は見通せませんが、歴史が証明しているように、いつか必ず克服できます。一日も早くそのときを迎えられるよう、みんなで努力を重ねてまいりましょう。
令和3年1月9日 与謝野町長 山添藤真