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BCG予防接種(結核の予防接種)

最終更新2023年09月01日(金) 08時30分
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対象児

接種日において満1歳未満の児
※標準的な接種期間は「生後5ヵ月から8ヵ月まで」とされていますが、1歳に至るまで(1歳のお誕生日前日まで)は接種可能です。

注意点

受診の結果、体調不良等で接種不可になった場合は、役場保健課にご連絡ください(予診票の再発行が必要です)。

接種回数及び接種方法

接種回数は1回です。
管針法というスタンプ方式で、腕の上の部分に2ヵ所押し付しけて接種します。接種をした部位は、さわらないようにそのまま日陰で乾燥させてください。10分程度で乾きます。
BCG接種をした日は、お風呂に入っても差し支えありませんが、接種部位をもんだり・こすったり・かいたりしないように注意しましょう。

副反応

BCGは牛型結核菌を弱毒化してつくったワクチンです。
接種後10日頃に接種局所に赤いポツポツができ、一部に小さいうみができることがあります。この反応は、接種後4週間頃に最も強くなりますが、その後は、かさぶたができて接種後3ヵ月までにはなおり、小さなきずあとが残るだけになります。これは異常反応ではなく、BCG接種により抵抗力(免疫)がついた証拠です。包帯をしたり、バンソウコウをはったりしないで、そのまま普通に清潔を保ってください。自然に治ります。ただし、接種後3ヵ月を過ぎても接種のあとがジクジクしているようなときは医師にご相談ください。
副反応としては、接種をした側のわきの下のリンパ節がまれに腫れることがあります。通常、様子をみてかまいませんが、ときにただれたり、大変大きく腫れたり、まれに化膿して自然にやぶれてうみが出ることがあります。その場合には医師にご相談ください。

コッホ現象について

お子さんが結核にかかったことがある場合は、接種後10日以内に接種局所の発赤・腫脹及び接種局所の化膿等を来たし、通常2週間から4週間後に消炎、瘢痕化し、治癒する一連の反応が起こることがあり、これを「コッホ現象」といいます。コッホ現象と思われる反応がお子さんに見られた場合は、接種をした医療機関を受診するようにしましょう。この場合、お子さんに結核をうつした可能性のあるご家族の方々も医療機関を受診するようにしましょう。

結核ってどんな病気?

結核菌の感染で起こります。わが国の結核患者はかなり減少しましたが、まだ1万5千人を超える患者が毎年発生しており、大人から子どもへ感染することも少なくありません。
また、結核に対する抵抗力はお母さんからもらうことができませんので、生まれたばかりの赤ちゃんもかかる心配があります。乳幼児は結核に対する抵抗力が弱いので、全身性の結核症にかかったり、結核性髄膜炎になることもあり、重い後遺症を残す可能性があります。

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〒 629-2498京都府与謝郡与謝野町字加悦433番地 加悦庁舎1階
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