最終更新2023年09月01日(金) 08時30分
対象児
接種日において満1歳未満の児
※母子感染予防のために、抗HBs人免疫グロブリンと併用してB型肝炎ワクチンの接種を受けたお子さんは、定期接種の対象となりません。
注意点
接種する腕は、左右交互にしてください。
受診の結果、体調不良等で接種不可になった場合も、保健課にご連絡ください。
※予診票の再発行が必要です
接種回数及び接種間隔
1歳になる前に3回の接種を終える必要があります。
標準的な接種間隔は次の通りです。
・1回目接種 生後2ヵ月以降
・2回目接種 1回目の接種から、27日以上の間隔をあける
・3回目接種 1回目の接種から、20~24週の間隔をあける
1回目の接種から3回目の接種を終えるまでには、おおよそ半年間かかります。
1歳になってしまうと、定期接種の対象外となりますので、スケジュールをよく確認いただき、予防接種を受けるようにしてください。
副反応
発熱・発疹・発赤・吐き気・下痢、いずれも5%以下とまれで、接種部位のかゆみ・痛み・はれ・しこりがみられることもあります。
B型肝炎って、どんな病気?
「B型肝炎」は、B型肝炎ウイルスの感染によって引き起こされる肝臓の病気です。
B型肝炎ウイルスが免疫機能の未熟な乳幼児に感染すると、キャリア(ウイルスが排除されず体内に留まり続ける状態)になりやすく、将来、肝硬変や肝がんのリスクにつながります。
B型肝炎ウイルスに感染しキャリアになる確率は、0歳児で90%、1~4歳児で20~50%と言われています。
そのため、乳幼児期にB型肝炎ウイルスの感染をワクチンで防ぐことは、とても大切です。