京都府立加悦谷高等学校の生徒が始めた、生徒目線で与謝野町の課題や良さを発信する企画、題して「よさの高校生広報室@みらい」。令和4年度から京都府立宮津天橋高等学校加悦谷学舎の生徒が引き継いで行っています。
第15弾は、「農業」に関するインタビューです
実物を見せてもらいながら説明をしていただきました
こんにちは!
与謝野町の良さを発信していく、宮津天橋高校加悦谷学舎の高校生広報チーム「よさの高校生広報室@みらい」です。
今回は、与謝野町石川にある「伊達農園」の伊達良一さんにインタビューさせていただきました。
与謝野町の「京の豆っこ米」
京の豆っこ米は、大豆からできるおからや魚のあらなどを肥料化した、環境にも身体にも優しい「京の豆っこ」で育てられています。
伊達良一さんは約15年前から京の豆っこ米を育てておられます。有機質100%の「京の豆っこ」ですが、お米を育てるために必要な成分が化学肥料と比べると少ないため、化学肥料の10倍もの量を田んぼに播いておられます。広い土地でたくさんのお米を作るため、すべて人の手でというわけにはいかなく、多くの機械を使って米づくりをしておられます。また、大切に育てた京の豆っこ米は数々の賞を受賞されており、たくさんの賞状を見せていただきました。改めてすばらしいお米であると感じました。
手間をかけるからこそできるおいしいイチゴ
伊達さんは3種類のイチゴを育てておられます。育て方や特徴もさまざまであるため「育てるのが大変」と話します。そして、時期によって保存方法が異なるといい、特に冬は冷蔵庫に入れると水分が飛んでしまうため、暗くて涼しいところに置いておくのが良いと教えていただきました。
実際にイチゴを育てておられるビニールハウスを見せていただきました。入ると真っ先に目についたのは元気に育つたくさんのイチゴの苗。1つ1つポットで育て、毎日決まった時間に水やりをして、手で植え替えをすると聞き、驚きました。手間をかけて作られたイチゴは収穫したその日に直売所に並べられるそうです。
地元の農産物を地元で
「地元でできたものは地元で食べて欲しい。パン食が増えてきている今、皆さんにおいしいお米を食べてもらい、ごはんのおいしさを知ってもらいたい」と思いを話してくれました。伊達さんは直売所やインターネットを活用してお米を販売しておられます。皆さんにも伊達農園さんのお米を一度食べて欲しいです。
インタビューを終えて
たくさんお話を聞かせていただき、見学させていただきとても良い経験になりました。慣れないインタビューで緊張していましたが、アットホームな雰囲気でさまざまなお話ができて楽しかったです。お忙しい中ご対応していただきありがとうございました!
伊達良一さん(右)と