本町と地方創生を推進する複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド for Public」を展開する株式会社Another works（本社：東京都渋谷区、代表取締役：大林 尚朝）は、行政に複業人材を登用する実証実験において、即戦力の複業アドバイザー2名を登用し、主にオンラインでプロジェクトへ参画しました。
複業タレント登用決定
実証実験の背景と概要
本町とAnother worksは、令和3年11月18日に民間複業人材との協働に関する連携協定を締結しました。本協定は民間で培った知見や才能、実績等を保有する者を本町に登用し、お互いが持つ環境や資源、特長を活かしながら官民連携を推進することによって、本町が実施する事業を促進することを目的としています。
その第1弾として、令和3年12月に広報広聴戦略アドバイザーを2名登用し、12月から3月末までの約3ヵ月間、役場内プロジェクトチームにおいて施策を推進するための具体的な事業を盛り込んだ広報広聴戦略の策定に参画いただきました。
今回は第2弾の取組として、業務改善アドバイザーと企業誘致戦略アドバイザーの2職種2名の複業人材を登用します。プロジェクトは8月上旬から12月末までの約5ヵ月間実施し、主にオンラインでプロジェクトに参画しました。
任命式
登用人材のプロフィール
業務改善アドバイザー 三島 浩一/actuarise株式会社（代表取締役）
三島 浩一 氏
大阪府高槻市出身。大学卒業後パナソニックの販売会社で地方自治体向けのシステム導入や情報ネットワーク整備事業に従事。その後ITベンチャーや外資系IT企業に勤務し45歳で起業。現在はITコーディネーターとして地方自治体や中小企業を対象に、DX等による業務効率化、働き方改革、テレワーク導入のコンサルティングを行っている。また副業で和楽器（三味線）の講師をしているかたわら、趣味で落語を習いYouTubeで「働き方改革落語」を公開している。
※出演歴：かんさい情報ネットten.（読売テレビ）、報道ランナー（関西テレビ）
＜コメント＞
自治体が抱える課題は全国的に共通点が多く、業務の肥大化に起因することも少なくありません。数ヵ月という限られた期間ではありますが、少しでも与謝野町職員の皆さんが住民サービスに向き合える時間を長くできるよう、業務の断捨離や効率化のアドバイスをさせて頂ければと存じます。
企業誘致戦略アドバイザー 片桐 新之介/株式会社ふるらぶ
片桐 新之介 氏
2001年から2011年まで阪急百貨店の食品営業・バイヤー、経営企画部システム担当を経験、その後2012年から2014年までまちづくりタウンマネージャーとして、まちづくり、地域活性化、商店街振興を経験。さらにIT会社取締役や食品輸入企業などの経験を通じ、関西で食・農・地方の複合的な課題解決を考えるコンサルティング業を行う。農山漁村の活性化、商品開発、流通整備などの分野に強い。
＜コメント＞
今回の与謝野町様の取組において求められている、「市外からの企業誘致」にとどまらず、市内立地企業の事業拡大・活性化までも含めて幅広くとらえた事業計画を町として立てることが必要だと感じます。その部分において私がこれまで行ってきた経験が大きく活きると思っております。
